10月 09 2020

急性咽喉頭炎になりました。いつも喉から風邪になるのですが、ただの喉風邪かと思い診療所を受診しました。普段と変わらず風邪に効く薬を処方してもらい、様子を見ました。3日ほど経っても痛みが引かず、夜になると痛みが増して飲み物を飲むのにも違和感があり、その後飲食が困難になりました。その翌日、大きい病院に行くことにしました。風邪の症状が出る前に数人で飲み会をしており、同席した人から菌をもらったと考えられます。

大学付属病院の外来を受けました。初めに近くの大きい病院に行きましたが、受診日に耳鼻科の先生がいないとの事だった為、受付にいたナース兼受付の方に症状を説明し、近隣の大学病院を勧められました。耳鼻咽喉科がありましたので喉を見てもらえました。

かなり腫れており、膿が溜まっている可能性があるかもしれないと膿を出す処置をしました。膿は溜まっていませんでしたが、腫れで飲食が困難になっていることが何も言わずとも先生が判断できた為、すぐ入院して下さいとのお話がありました。

治療方法は、絶対安静で1週間療養目的、脱水症状があれば点滴をしますとの事でした。その後、入院の手続きを済ませて病室に案内されました。再度、病棟の先生にも同じような診察をされました。大部屋に案内されたので、ここで眠れるのか、人の話し声などが聞こえて眠れなかったらどうしようかと心配になりました。

一人暮らしであったために、すぐ入院になり入院の準備ができなかったのですが、心配して近郊にいた兄弟が次の日に駆けつけてくれたことが嬉しかったです。医療関係者だった為に入院生活に必要なものが分かっており、入院生活中、なくて困ったというものがほとんどなく驚きました。1週間の間に親しい友人や地方の両親、退院時には一人では危ないと予定が合ったおばさんが来てくれて嬉しかったです。

同じ部屋の高齢のおばあさんはほぼ寝たきりだったのですが、体を拭いたり、食事の介助をする際に看護師さん2人とあんまりしゃべれないおばあさんが楽しく会話をしているのが聞こえてこちらまで心が温かくなりました。忙しい中看護師さんは話し方も優しく、おばあさんの亡くなったご主人のことやお孫さんとの話など楽しそうに聞いていました。

入院中の人は1日に3回の食事が楽しみなのだと感じました。耳鼻咽喉科の病棟だった為、配膳は歩くことができない人だけで他の人は自分で取りに行き、食べ終わったら自分で食器を返しに行くというシステムでした。食事が来たという合図とともに一斉に病室から人が出てきて、5分ほどで食べ終わり食器を返すというのが多くて驚きました。

大部屋だった為、様々な人の会話が聞こえたり、治療の雰囲気からどのくらいの症状なのかが分かってしまいました。高齢の方がほとんどで私よりも症状が重い人ばかりでしたので、どちらかというと私は後回しにされてしまいました。仕方がないと思いつつも、喉の痛みを抑える薬を頼んだ際に2時間ほど待つことがあり、病院も慣れていない為どうしていいか分からず困りました。

 

もちろん診察後は家に帰るつもりで行ったので入院に必要なものを何も持っていなく、一人暮らしだった為にすぐに対応できずに困りました。両親は遠方だった為、お見舞いに来てくれた際に、面会時間少し前に病室に入ってしまい、話していたら貫禄がある看護師さんが来て怒られるということがあり怖かったです。

入院始めは、病院食を通常の白米からおかゆに変更だけだった為、他の料理は一般の人と同じでした。水分を飲み込むのも辛かったのでおかずなどは飲み込むことが痛く、あんまり食べられなかったので困りました。徐々に痛みがひいてきてからの食事はとても美味しく感じられました。